その他のホルン作品

ドゥーリー／モンドリアンの仕事場／アダム・アンズワース（２０２２）

ＣＤ（Bmop Sound　BMOP1101）

ポール・ドゥーリー作品集
１．ポイント・ブランク（2011）
２．モンドリアンの仕事場（2022）
　　　～ホルンと管弦楽のための
３．マスク＆マシーン（2014, rev.2021）
４．サーキット＆スキンズ（2017）～打楽器、
　　　エレクトロニクスと管弦楽のための

　アダム・アンズワース（ホルン）（２）
　リサ・ペガー（打楽器、エレクトロニクス)(４）
　ギル・ローズ指揮
　ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
　録音　２０２１年９月７日（１）
　　　　　２０２２年１０月９日（２）
　　　　　２０２１年１１月２９＆３０日（３）
　　　　　２０１９年９月１０＆１１日（４）

　ポール・ドゥーリーはアメリカの作曲家です。ギル・ローズ指揮のボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクトによる演奏です。
　「ポイント・ブランク」は2011年の作品です。近代的な響きの音楽です。演奏は素晴らしいです。
　「モンドリアンの仕事場」は2022年の作でホルンと管弦楽のための作品です。３つの楽章で構成されています。第１楽章「ウォール・ワーク」はホルンのソロに始まります。オーケストラもよい響きです。パーカッションもよい響きです。やがてトランペットやトロンボーンもよい響きです。そしてホルンが華やかに歌います。細やかなメロディーが素晴らしいです。第２楽章「セルフ・ポートレート」は穏やかに低音のソロに始まります。そして中音域から高音域のきれいなメロディーが演奏されています。第３楽章は速めのテンポで素晴らしいホルンのソロが響きます。オーケストラは木管やパーカッションがよい響きです。アダム・アンズワースのホルンは素晴らしい演奏です。後半もパーカッションとホルンが素晴らしい響きの演奏です。
　「マスク＆マシーン」は2014年の作品ですが、演奏は2021年の改訂版です。３つの楽章で構成されています。第１楽章は四分音符１３８のテンポで快適な演奏です。弦楽がよい響きです。そして木管もきれいに響きます。後半にはホルンもきれいに響きます。第２楽章は四分音符５６のテンポでゆったりと演奏です。木管がきれいに響きます。やがて細やかまフレーズになって。そして弦楽がきれいに響きます。第３楽章は二分音符８４のテンポで弦楽のピツィカートがきれいに響きます。そして木管やホルンなどもきれいに響きます。他の金管もよい響きです。そしてフルートやティンパニも入って素晴らしい演奏です。
　「サーキット＆スキンズ」は2017年の作で打楽器、エレクトロニクスと管弦楽のための作品です。３つの楽章で構成されています。第１楽章「Synth & Songbirds」は冒頭から弦楽とビブラフォンのような響きが流れます。やがて木管のきれいな響きも聴かれます。やがてヴァイオリンのソロも響きます。中間部ではビブラフォンのよい響きとエレクトロニクス的な音も響きます。後半では弦楽もよい響きです。木管もきれいに響きます。切れ目なく続く第２楽章「Rivers & Rhythms」は打楽器のよい響きと共にファゴットがきれいに響きます。そしてきれいなパーカッションと共にオーボエやクラリネットもきれいに響きます。中間部では小太鼓も響きます。その後はトランペットやティンパニがきれいに響きます。そして華やかなパーカッションの響きになります。エレクトロニクス的な音も響きます。切れ目なく続く第３楽章「All the Lights」は金管やホルンとティンパニが響きます。ホルンもきれいに響きます。トランペットもよい響きです。ティンパニと共に木管もよい響きです。後半もホルンはよい響きです。パーカッションとエレクトロニクスの響きも素晴らしい演奏です。後半にはオーケストラもよい響きでホルンやトランペットがきれいに響きます。そしてティンパニも豪快に響きます。終結はオーケストラもよい響きです。