
その他のホルン作品
ヒギンズ/ホルン協奏曲/ベン・ゴールドシャイダー(2024) |
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CD(Lyrita SRCD440)2枚組
ヒギンズ/ホルン及び声楽のための作品
CD1
1.ホルンと管弦楽のための協奏曲
2.独奏ホルンのためのファンファーレ、
エアとフラリッシュ
ベン・ゴールドシャイダー(ホルン)
ハイメ・マルティン指揮
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(1)
録音 2024年1月11日
カーディフ、ホディノット・ホール
CD2
3.妖精の花嫁〜女声、男声、合唱、管弦楽のための
マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
スリー・クワイア・フェスティバル合唱団
録音 2023年7月23日ライヴ
グロスターシャー、スリー・クワイア・フェスティバル
イギリスのホルン奏者ベン・ゴールドシャイダーの録音です。もう1枚は声楽作品です。
ヒギンズの「ホルンと管弦楽のための協奏曲」は3つの楽章で構成されています。第1楽章は大きな響きでソロ・ホルンが歌います。オーケストラもよい響きですので、ホルンが突出することもないのです。でも、やがてホルン・ソロが大きく響きます。オーケストラのホルンもよい響きですので、和音になることもあります。中間部では木管やパーカッション、ティンパニも入って大きな響きになります。後半も素晴らしい演奏です。ゴールドシャイダーのホルンは素晴らしい響きの演奏です。第2楽章は木管に始まって、やがてホルンのソロが入ります。穏やかな楽章ですからきれいな響きです。そして中間部では大きな響きになります。パーカッションも入ります。後半はホルンがきれいに歌います。弦楽もよい響きです。第3楽章はロンド風にホルンがきれいに歌います。オーケストラもよい響きです。パーカッションも入ります。途中からミュートを使うホルンも響きますが、すぐにオープンの素晴らしいホルンが響きます。後半には迫力のある演奏になります。そしてホルンがまた見事な演奏です。ゴールドシャイダーのホルンは素晴らしい響きの演奏です。
ヒギンズの「独奏ホルンのためのファンファーレ、エアとフラリッシュ」は独奏ホルンで3つの曲で構成されています。「ファンファーレ」は大変きれいな響きのホルンで演奏されています。「エア」は穏やかにきれいな響きのホルンで演奏されます。「フラリッシュ」は勢いのあるホルンで演奏されます。後半はきれいな響きのホルンで演奏されます。
「妖精の花嫁」はメゾ・ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための作品です。第1部と第2部になります。第1部は「プロローグ」と「ザ・レイク(湖)」の2曲で「プロローグ」はオーケストラが静かに始まって、盛り上がるとバリトンが歌います。最後にメゾ・ソプラノの歌も入ります。「ザ・レイク」ではメゾ・ソプラノとバリトンが威勢よく歌います。やがて盛り上がるとオーケストラと合唱もよい響きです。
第2部は「春」「夏」「秋「冬」と「エピローグ」になります。「春」は木管のきれいな響きに始まります。やがてメゾ・ソプラノの歌が入りますとバリトンも加わります。やがて合唱も加わってきれいな春になりました。「夏」は木管とホルンがきれいに響きます。やがてバリトンが歌います。ヴァイオリンもきれいに歌います。オーケストラもよい響きです。そしてメゾ・ソプラノの歌も入ります。「秋」は木管にのってバリトンが歌います。そしてメゾ・ソプラノの歌も入ります。ホルンもきれいに響きます。最後に合唱も入ります。「冬」はフルートがきれいに響きます。するとバリトンが歌い始めます。やがてメゾ・ソプラノの歌も入ります。仲良い歌唱です。オーケストラもよい響きです。切れ目なく続く「エピローグ」はバリトンが歌い、オーケストラもよい響きです。終結はティンパニも入って見事な演奏です。 |
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