
その他のホルン作品
ニッケル/4本のワーグナーテューバのための協奏曲/クラーク、他(2023) |
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CD(Avie AV2736)
クリストファー・タイラー・ニッケル
1.ピッコロ協奏曲
2.4本のワーグナーテューバのための協奏曲
(世界初録音)
サラ・ジャクソン(ピッコロ)(1)
オリヴァー・デ・クラーク(ワーグナーテューバ)(2)
ローレル・スペンサー(ワーグナーテューバ)(2)
ヴァレリー・ホイットニー(ワーグナーテューバ)(2)
ホリー・ブライアン(ワーグナーテューバ)(2)
クライド・ミッチェル指揮
バンクーバー・コンテンポラリー・オーケストラ
録音 2023年7月6、9&10日(2)
2024年6月24〜26日(1)
バンクーバー、カナダ
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978〜)はカナダの作曲家。ピッコロ協奏曲と4本のワーグナーテューバのための協奏曲が演奏されています。
ピッコロ協奏曲は2022年の作品で、ピッコロのサラ・ジャクソンの委嘱作品です。第1楽章「アンダンテ・コン・フェロシア」は賑やかなオーケストラの響きの中にピッコロが響きます。やがてきれいなピッコロのソロが響きます。そしてホルンもきれいに響きます。オーケストラでは木管もよい響きです。ピッコロのきれいなカデンツァもあります。第2楽章「アンダンテ」は穏やかにきれいなピッコロの響きの演奏です。弦楽もよい響きです。中間部ではオーボエもきれいに響きます。ホルンもきれいに響きます。後半も素晴らしい演奏です。第3楽章「アレグロ・コン・フォコ」は華麗な響きのオーケストラに始まります。すぐにピッコロのソロになります。ジャクソンのピッコロは素晴らしい響きの演奏です。木管やホルンもよい響きです。カデンツァもきれいに響きます。終結部のオーケストラも素晴らしい響きの演奏です。
4本のワーグナーテューバのための協奏曲は2021年の作品。クラーク他の4人のホルン奏者による演奏です。第1楽章「ラクリモーソ」は4本のワーグナーテューバのよい響きに始まります。オーケストラもよい響きです。ワーグナーテューバは高音から低音まで使いながら4人の奏者が息を合わせています。中間部から後半も素晴らしい演奏です。第2楽章「アダージョ」は穏やかにきれいな響きで始まります。4本のワーグナーテューバは素晴らしいい響きです。弦楽もよい響きです。第3楽章「アレグロ・ブリランテ」は快適なテンポで4本のワーグナーテューバが華麗に響きます。弦楽もよい響きです。後半にはカデンツァがあります。まるで4本のホルンが演奏しているような響きです。素晴らしい演奏です。 |
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