
その他のホルン作品2
17-18世紀のホルン協奏曲集/シュテファン・カッテ他(2021) |
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CD(CPO 555 667-2)
17-18世紀のホルン協奏曲集
1.ファッシュ/2つのホルンのための協奏曲
ニ長調 FWV L:D 16
2.ハイニヒェン/シンフォニア ヘ長調 Seibel 209
3.シュテルツェル/シンフォニア 変ホ長調
4.ホフマン/ホルン協奏曲変ホ長調
5.J・S・バッハ/われ心より至高なるものを
愛する BWV174より「 シンフォニア」
6.グラウプナー/シンフォニア ニ長調 GWV 511
7.ファッシュ/2つのホルンのための協奏曲
ニ長調 FWV L:D 18
シュテファン・カッテ(ナチュラルホルン)
ゼバスティアン・フィッシャー(ナチュラルホルン)
シュテファン・カッテ指揮
リーン・フォスカイレン指揮
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)
録音 2021年1月11〜13日
ミュールハイム(ドイツ)
シュテファン・カッテとゼバスティアン・フィッシャーがナチュラルホルンを演奏した17世紀から18世紀の作品の録音です。
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)の2つのホルンのための協奏曲は2つのホルン、2つのオーボエ、2つのファゴットと弦楽のための協奏曲になります。第1楽章のアレグロは2本のホルンがきれいに響きます。オーボエもよい響きです。第2楽章のラルゴはホルンのソロも聴かれるきれいな演奏です。オーボエもファゴットもよい響きです。第3楽章のアレグロは2本のホルンがきれいに響きます。他の楽器もよい響きです。きれいな演奏です。
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729)の「シンフォニア ヘ長調」は2つのホルン、2つのブロックフレーテ、3つのオーボエと弦楽と通奏低音による演奏です。8つの短い楽章で構成されています。第1楽章からよい響きです。第3楽章のサラバンドにはブロックフレーテのきれいな演奏があります。第4楽章では3本のオーボエがきれいに響きます。そして2つのホルンも大変きれいに響きます。第5楽章は2本のホルンが大変賑やかに演奏します。弦楽もよい響きです。第6楽章はオーボエの良い響きに始まります。第7楽章と第8楽章はは2つのホルンに始まります。きれいな演奏です。
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749)の「シンフォニア変ホ長調」は2つのホルン、2つのオーボエと弦楽と通奏低音による演奏です。3つの楽章で構成されています。第1楽章は2つのホルンとオーボエが弦楽と共にきれいな演奏です。よい響きです。第2楽章のアンダンテは弦楽に始まります。そしてオーボエとホルンが入ってきます。ナチュラルホルンと思えないようなきれいな響きです。第3楽章のアレグロはさわやかな演奏です。オーボエやホルンが弦楽と共によい響きです。
メルヒオール・ホフマン(1679頃-1715)の「ホルン協奏曲変ホ長調」はシュテファン・カッテのナチュラルホルンによる演奏です。4つの楽章で構成されています。第1楽章はホルンのソロが大変きれいな演奏です。倍音の多い曲のようです。第2楽章はここでもホルンはきれいに響きます。弦楽もよい響きです。ホルンの細やかなメロディも素晴らしい演奏です。第3楽章のアダージョはオーボエにはじまって、あとは弦楽のみでホルンは入りません。第4楽章のメヌエットはホルンに始まってオーボエや弦楽がきれいに響きます。ホルンも素晴らしい演奏です。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)の「われ心より至高なるものを愛する BWV 174」から「シンフォニア」は2つのホルン、3つのオーボエと弦楽と通奏低音による演奏です。ソロ楽器は弦楽です。バッハの素晴らしい音楽の演奏です。
クリストフ・グラウプナー(1683-1760)の「シンフォニア ニ長調」は2つのホルン、弦楽と通奏低音による演奏です。3つの楽章で構成されています。第1楽章のアレグロは弦楽と共に2つのホルンがきれいに響きます。ゲシュトップ音も自然できれいな響きです。第2楽章のポコ・アレグロは弦楽がきれいに響きます。そしてホルンがきれいに入ってきます。第3楽章のプレストは弦楽とホルンが大変きれいな演奏です。これは素晴らしい演奏です。
ファッシュの2つ目の2つのホルンのための協奏曲ニ長調は2つのホルン、2つのオーボエ、ファゴットと弦楽のための協奏曲になります。3つの楽章で構成されています。第1楽章のアレグロは弦楽と共に2つのホルンがきれいに響きます。オーボエもよい響きです。ゲシュトップ音も自然できれいな響きです。2つのホルンは実に素晴らしい演奏です。第2楽章のアンダンテはオーボエと弦楽がきれいに響きます。そしてホルンのソロがきれいに入ってきます。やがてデュエットになります。ここではホルンとオーボエが大変素晴らしい演奏です。ホルンのハイトーンもよい響きです。第3楽章のアレグロはオーボエとホルンが弦楽と共に大変きれいな演奏です。2本のホルンが大変素晴らしい響きです。これは素晴らしい演奏です。 |
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